くせ毛で悩む方は多くいらっしゃいます。
特に、梅雨の時期になればヘアアイロンをかけても、時間が経てば元に戻ってしまいます。
ヘアムースやヘアジェルなどを利用しても、中々ヘアスタイルが決まらないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そんな厄介なくせ毛は、一体何が原因なのでしょうか?こちらでは、くせ毛のメカニズムについてご紹介します。
両親からの遺伝
くせ毛の原因として最も考えられるものが、両親からの遺伝によるものです。
顔や背格好が両親に似ているのと同じように、髪質も両親の遺伝が受け継がれます。
例えば、両親共にくせ毛の場合は90%以上の確率でくせ毛になり、片親だけがくせ毛の場合なら70%以上の確率でくせ毛になるといわれています。
更に、両親が直毛であっても、祖父母や更に上の先祖がくせ毛だった場合には、くせ毛になる確率が上がるとされています。
また、小さい頃はくせ毛でも大人になるにつれて直毛になる人もいれば、小さい頃は直毛でも大人になるにつれくせ毛になるという人も多いようです。
日本人は、世界でも直毛の多い民族だと思われていますが、実際には約70%の割合で、何処かしらにくせ毛を持っているのです。
生活習慣の影響
生活習慣からの影響は、体だけではなく髪の毛にも影響するといわれています。
例えば、ダイエットなどで食事制限をしている人は、頭皮への栄養が届かず、髪の成長を妨げることに繋がります。
また、徹夜を繰り返している人は、体がストレスを感じ、自律神経が乱れた状態になります。
自律神経の乱れは、血行が悪くなる原因となります。
血行が悪くなると、髪に栄養がいき届かなくなり、くせ毛になる可能性が高くなってしまうのです。
そして、喫煙も同様です。
タバコには、体内の血流を悪くするニコチンが含まれているので、髪への栄養がいきわたりにくくなり、くせ毛になりやすいのです。
シャンプーやトリートメントの洗い残し
頭皮に洗い残しのシャンプーやトリートメントがあると、毛穴が詰まる原因になります。
頭皮の毛穴が詰まると、毛根が歪み、歪んだ髪の毛が生えてくるようになります。
くせ毛を防ぐためにも、日頃から洗い残しが無いように気をつけることが大切です